OBクライアント様から虫に対する問い合わせがありましたので、皆さんの参考にもなるかと思いますのでご紹介します。
Q.換気口から虫が侵入しています。どうすれば良いですか?
A.
恐らく換気扇(キッチンレンジフード、トイレ換気扇、サニタリー換気扇、WCL換気扇)では無く
給気口からの侵入の事ですね。換気扇は常時排気しているので侵入が考えにくいからです。
侵入路が特定できているのであれば、給気口の正面プレートを外して駆除スプレーを配管の中に
噴霧し、給気口を閉じると良いと思います。アースジェット駆除スプレーなどの低刺激・無香料が
特徴の駆除スプレーを購入されると良いと思います。
数日たって虫の侵入がなくなったら給気口をあけてください。
過去の経験から換気口だけが原因では無いと思います・・
【虫の発生の原因】
①窓は閉じているけどパッキンの僅かな隙間から入ってくる事もあります。虫は気密パッキンの所が
いごごちが良いらしく、沢山の虫がいます。特に秋になると外より室内が暖かいのでの気密パッキンに
集ります。気持ち悪いですが・・・カメムシは大量にパッキンに付着します。窓を開閉した時に気密
パッキンに潜んでいた虫達が室内に侵入します。
②窓を閉める時に網戸を閉じます。この時、網戸に付着したり近づいていた虫が網戸を閉じた瞬間に侵入します。
③衣類に付着している場合
④花や野菜に付着している場合
⑤室内置きの鉢物に虫がいる場合
⑥換気口から侵入してくる場合
⑦1年目は建築中に入った虫が建物内入っている可能性があります。
【対策】
①、②については、対策は対処療法しかないのですが、侵入した虫をスプレーや捕まえて駆除します。
最近は網戸に噴霧するタイプの駆除スプレーもあります。
③④は家に入る時に注意する。
⑤虫の発生を防ぐ薬を鉢にいれる。
⑥駆除スプレーを換気口に噴霧する
⑦対処療法しかなく、侵入した虫をスプレーや捕まえて駆除します。2年目は発生しなくなります。
【確認】
建物外周に薬(液体がお勧め)はまきましたか?
薬をまくだけで地面を歩く蟻や虫の侵入を防ぐ事ができます。
給気口の屋外フードも通気層の中に入っていますので、直接虫が給気口に入ってくる事はありません。
一旦通気層を通って給気口に侵入します。通気層の空気の入り口は、基礎付近ですので、基礎付近に
薬を噴霧してあれば、虫は通気層に侵入しにくくなります。
私の自宅も1年目は蟻が大量にでました。原因は薬をまいていませんでした。
2年目はゴールデンウィークあけに建物外周に液体防虫剤まきました。すると、蟻は入らなくなりました。
【まとめ】
自然が近くにあるので、虫との戦いは年を通して続きます。全く入ってこなくなる事は難しいです。
今時期は蟻・蚊・はえ、秋はカメムシ、クモは季節問わず見ます。私も3年目になりますが、1年目が虫の発生が多かったです。大変かと思いますが、上記対処方を行って行けば虫の発生は限り無く抑えられると思います。
※写真
写真は事務所前、今の森です。今年は蛾が大量発生しています。白色でモンシロチョウっぽいのですが蛾です。
事務所迎えの樹木周辺にも大量にいます。7月上旬で数十匹を確認できるので、これから本格的な夏に入ると、
まだまだ増えそうです。しかし、今年はセミは静かだなーこれも温度に関係しているのか・・