2020年 09月 12日

8月17日
建方作業が進んでいます。木材の梁、柱、間柱、筋交い、床用構造用合板、屋根の構造垂木、全てが工場で切断、加工されてきます。大工さんは工場で製作された木材をプレカット図面(工場加工図面)を参照しながら、施工していきます。基礎が始まった頃から、プレカット工場と何度も打合せを重ね、プレカット図を何度も確認を繰り返します。そのコツコツと積み上げた集大成が骨組みになって具現化されています。達成感にひたる瞬間です。この瞬間のために、建築をしていると言っても過言でありません。最高の瞬間です。

8月24日
屋根のシート防水が完了し、雨水侵入の心配がなくなりました。屋根がかかり2階が空間になりリビングの大開口が見えてきました。自然がリビングに飛び込んできます。

9月3日
外部構造用合板張りが終わり内部空間が見えてきました。木材の強度確認、構造金物筋交い、ホールダウン、屋根が風圧に負けない様に取り付けるハリケーンタイを確認をしました。サッシも取付が終わり室内の空間と空気感がわかってきます。屋外では大工さんが付加断熱材のスタイロエースb−3 厚さ100mmを貼っていきます。この住宅は、札幌次世代省エネ住宅スタンダードです。付加断熱100mmでも温かい家にはなりますが、更に室内にもグラスウール断熱を施していきます。

9月5日
室内では、気密工事も行われ、電気配線もスタートしました。梁が構造体表しになるので電気配線ができる場所が限定されます。いつも配線をお願いする電気職人さんに、配線する場所を現地で細かく確認を繰り返し、事務所に戻ってからも職人さんから電話に細かく対応。現場監督、職人と気兼ねなく電話確認できる関係が大切と考え、行動しています。このコミュニケーションが大切です。