秋が深まり、色々な所で栗の実を見かけるようになりました。
茶色くなったイガを見ると、つい実を探してしまうのです。
ほとんどはペチャンコの実か、虫食いなのですけれど。
クリは縄文時代の人々の主食だったそうです。
可食部は種子(ナッツ)なのですが、脂質が少なくてヘルシーな作物。
主成分はきめの細かいデンプンで、ビタミンCや亜鉛・カリウム・食物繊維・葉酸も豊富に含むそう。
鋭いイガや剥きづらい渋皮の中に、そんな魅力を隠していたのね。
そんなことは知らずとも、ついついしてしまう栗拾い。
縄文時代から続く、人類の知恵がそうさせるのかしら?