2014年 05月 02日

お世話になっている知人数人から建築家(築設計事務所)のイメージを伺う事ができましたので、それについて私なりの考えをまとめてみました。                                                              

 建築設計事務所って敷居が高いですよね。

 金額も高かそうですよね。

 電話するの勇気いりますよね。

 デザインに詳しくないので建築家にお願いするのは恥ずかしいですよね。                              

と言うのが建築設計事務所のイメージの様です。実はそんな事はないんです。むしろ、誰よりも相談しやすい存在になりたいと言う気持ちで日々業務に望んでいます。建築設計事務所と言う名前がいけないのでしょうか?私が目指しているのは、建築の専門家として良きアドバイザーとなる事です。勿論デザインについても日々研鑽します。建築家として素敵で快適な建築を造る事は当然の責務です。建築家は交渉人としての役割もあります。家をたてる時に誰にお願いしますか?ハウスメーカーさん、建設業者さん、大工さん等、色々な選択肢があります。建築の専門家ではないクライント様は業者さんから提示される予算や技術は本当に正しいのか?他にも選択肢は無いのだろうか?また、プラン(間取り)や見積を沢山の業者さんから頂いてもどうすれば良いのか訳が解りません。比較検討をするには専門知識がないかぎり難しいものです。そこで、登場するのが、建築の専門家である建築家です。建築家がその間に入って、正しい道をナビゲーションします。私はゼネコンに2年半、木造住宅の分離発注建築設計事務所(設計・見積・現場監理)の経験10年から具体的なナビゲーションをご提案します。ナビゲーション次第で建築計画や金額交渉の善し悪しが変わってくるものです。経験と実績から導きだされる建築計画・金額交渉・技術的提案能力が弊社の持ち味です。                                                     

 1.自分と共に建築について考えてくれる人

 2.自分の変わりに建築について考えてくれる人

 3.自分の変わりに建設業者さんに金額交渉や技術的提案をしてくれる人                               

“自分の変わりに建設会社さんに金額交渉や技術的提案をしてくれる人”この部分が特に重要です。建築家が間に入らずハウスメーカーさんや、建設業者さん、大工さんに依頼される場合は、専門知識がないクライアント様が「安くして」と、根拠がない状況での金額交渉をしても目標の金額に到達するのは遠い道のりです。そこに、経験豊富な建築家が入る事で、目標金額に到達するためのノウハウを建設業者に技術的に提案します。「単純に安くして」では無い事が重要です。安くなる事に重きを置いてしまい建築の質を落としてしまう事は、何よりも避けなければならない事です。これは、金額だけの話ではありません。技術(断熱、構造、仕上)について私が知っている事を作り手の建設業者さん・大工さんと相談しながら、造る事がより良い建築につながります。建設業者さん、大工さんはそれぞれ磨いてきた素晴らしい技術を持っています。その素晴らしい技術の中に建築家が間に入る事で更に情報量が増えいつもより考える機会が増え良い建築につながります。                                                                  

建築家(弊社)への支払い額は規模により変動しますが、基本は総工費の10%です。

次回は“建築家”と“ハウスメーカーさん・工務店さん・大工さん”は何が違うの?です。