8月に関西出張の際に、2018年に建築物として再生した「太陽の塔」を見学してきました。太陽の塔は、日本を代表する芸術家 岡本太郎氏が1970年大阪万国博のプロデューサーとして就任し、「全人類が対等に集う祭り」をコンセプトとして開催されました。その時に彼が作ったシンボル塔、それが「太陽の塔」でした。
「太陽の塔」の存在は、私が長年好きで応援している芸人 オードリー若林さんが岡本太郎好きという事で、いつかは見に行き体験したいと思っていました。夏の暑い日、最高の天気で、太陽の塔と出会う事ができました。駅から歩いて万博公園に向かうと、巨大な異物が近づいてきます。凄い迫力です。事前リサーチはあえてせずに行ったので、造形の意味は全くわかりませんが、とにかく凄い迫力で圧倒され感動します。内部に入り見学をすると、説明分や動画があり、その全容が少し理解できました。4つある顔は、背中の顔は過去、中央の顔は現在、頂上の顔は未来、2018年のリニューアルの際に再生された、建物内部にある4つ目の顔 地底の太陽 根源の世界を表しています。との事でした。岡本太郎氏が太陽の塔を検討している際に、描いたスケッチを見学する事ができました。私が建築の構想を考える際のはじまりも、同じ様なスケッチで検討をするので、とても興味深いものでした。太陽の塔 内部をのびる「生命の樹」と内側の素材感、そして、両腕のを中央部分から眺める事ができて、1970年の大阪万国博の際は、この腕から建築家 丹下健三氏が設計したパビリオンの屋根に登る事ができたそうで、想像すると、ワクワクします。とても刺激的でした。周辺の万国博跡の建築物も、とても刺激的で勉強になりました。