kinari-house
大自然の森に囲まれた住宅
この夢を叶える土地探しから家
造りがスタートしました。北海道は大自然が沢山あるのですが、大自然に住宅を立てれる場所は限られています。大きな条件が3つあります。①ライフラインの
確保、②農業振興地域に入っていない事、③樹木の伐採許可が受けれる事、これらの3つの条件をクリアするのは簡単ではありませんでした。妥協しようと思っ
ても妥協した結果が大きな出費を産んだりと。でも諦めずに探し続けると、道は開けます。私が諦めない事も大切ですがクライント様の諦めない思いが強い程、
道は必ず開けると、改めて体験させて頂きました。有難うございました。
プロジェクト名の意味
生成り=kinari=木成り
1.生成りとは?
糸や布地の漂白していないもの。
生地のままで、飾り気のないこと。
kinari-houseは当麻町の町産材を100%します。また、室内・外装の仕上げ材は全て北海道産の材料を使用します。また、地中熱ヒートポンプと言う敷地内の地面の熱を利用した暖房を採用しています。
地産地消。
素材の質感を活かす。
自然エネルギー(地熱)を生活に活かす。
素材の良さを活かす、だから生成りなんです
2.木成りとは?
果実を出荷ギリギリまで木の上で熟させる事。
木からの栄養と太陽からの恵みをうけて、果実がいっそう美味しくなる事。
未来にむけてご家族や建築が熟し続ける事を期待して、木成り=kinariと名付けました。
〜8月20日〜
土間コンクリート下
埋め戻し→砕石入れ→断熱材敷込み
〜8月21日〜
早朝から土間鉄筋組立作業を開始し合わせて土間コンクリート内に埋設する床暖房パイピング作業を
行って行きます。床暖房パイピングには架橋ポリエチレン管とよばれる白色の配管をしていきます。
この配管の中を温水不凍液が流れ床のコンクリートを暖めていきます。温水を温めるのが地中熱ヒートポンプです。
オレンジ配管は電気の配線を後から通すために入れている配管です。先を見越して事前に配管を行います。
〜8月22日〜
3日連続で現場にきています。
工事現場には必ず確認にいかないといけない場面があります。
kinari-houseではこの土間コンクリート打設前と打設時が最も重要な確認ポイントです。
設備配管がコンクリートに隠れてしまうので、失敗は許されません。何度も何度も確認をしていきます。
コンクリート打設中も気が抜けません。打設時に設備の配管やアンカーボルトを誤って埋めてしまう可能性が
あるからです。職人さんも細心注意をはらい作業はしてくれますが、どうしても肉体労働をしながらの作業だと
気が回らない部分がでてきます。その部分を私がフォローしていきます。