2023年 09月 14日

南幌の家

南幌の家が着工しました。

8月4日から基礎スタートです。杭工事から始まり根堀り、鉄筋組立、永田大建築設計事務所の配筋検査実施、第3者機関ハウスジーメン検査員による瑕疵保険配筋検査実施、ベースコンクリート打設。ベースコンクリート打設後、雨予報だったので、全体ブルーシートでおおい、コンクリートを雨から保護しました。数日後、布型枠組立工事を行いお盆前の作業はここまでです。いつも基礎工事をお願いしている、小川工業さんは、いつもスケジュール通り実施してくれます。そして、「晴れ男」でもあります。

お盆あけは、永田大建築設計事務所による型枠検査を実施しました。斜め角度の基礎のため、型枠寸法の精度を確認するため、数ポイント対角線の寸法を予めCADで算出し現場につたえてあります。型枠検査の時には、その対角線寸法と全ての型枠寸法の確認を実施します。結果問題はありませんでした。その後、立上りコンクリート打設を行いました。3日間のコンクリート養生後に、型枠の解体を行い、設備の埋設配管を行いました。洗面、トイレ、キッチン、ボイラー、洗濯機、全ての排水配管立上り位置を基礎図面に落とし込み、事前に設備業者へ指示を出してあります。埋設配管完了後に、永田大建築設計事務所による立上り配管寸法確認を実施しました。翌日からは、埋戻し作業を行いました。土を入れ転圧し、砕石で下地をつくり、ポリフィルムを敷き込み、その上に断熱材(セルボード)を敷き込み、鉄筋組立を行います。その後、床暖房パイピングを施します。床暖房パピングも、配管してほしくない場所は、事前に断熱材にマーキングを施し、暖房配管をする職人にわかりやすいよう指示をしてあります。その後、土間コンクリート打設を実施しました。コンクリートをならす、左官業者は人材育成に力をいれていて、技術レベルが高い中屋敷左官工業にお願いしています。コンクリートを打設しながら、レーザーレベルでコンクリート高さを逐次確認しながら、コンクリートをならしていきます。天気にも恵まれ、最高のコンクリート打設を行う事ができました。