恵庭の家
2月4日
お引き渡しでした。
市街化調整区域の建築は、乗り越えなければならない壁が沢山ありました。恵庭市役所と協議を繰り返し、一歩一歩ゆっくりと進んでいきました。遠い道のりでしたが、諦めずに目の前の課題をクリアする事がなによりの近道でした。それらをやりきって、遂に2022年8月から工事がスタートし、2023年2月まで駆け抜けてきました。
はじめて敷地を訪れた時。印象的だったのは森に沿って続く道。この道に寄り添う様な建築をイメージしました。LDK・廊下・洋室全てが道と共に流れる様な空間構成。北側が森、南側がご両親の住宅。北側の森を常に感じれる様に、大開口を設け、東、南の光はハイサイドライトより取り込む計画としました。西日が入りにくい、1日中明るい彩光計画としました。直線的な空間構成とコンクリート、白木、白 内装のシンプル素材が空間に緊張感を与えアート空間の様な凜とした空間となりました。
多くの時間がかかりました。いつも明るくポジティブなS様、工事が遅れる事もポジティブに捉えてくださり、しっかりと確認と修正を行い完成度を高めた状態でお引き渡しを迎える事ができました。有難うございました。工事を陰ながら支えて下さったお隣に暮らすご両親にも、感謝の気持ちでいっぱいです。有難うございました。
お引き渡しは、建築士にとって我が子を世に送り出す感覚に近いものがあります。思いを込めて作った建築をお引き渡しする寂しさを感じつつ、生活が始まるS様ご家族に喜んで頂ける事、そして、ゆっくりと休んで頂ける事を心から願い、お引き渡しを行いました。S様ご家族と多くの時間を過ごせた事、住宅について共に真剣に考えた日々、最高の思い出となりました。有難うございました。
中標津ガレージハウス
2月12日
外壁工事が進んでいます。ガルバリウムの歪みがおさえられた、金属サイディングを使用しています。室内では、気密シート工事が終了し石膏ボード貼りが進んでいます。室内がベージュ色に変わっていきます。構造体が隠れると工事現場から一気に住宅に変わっていきます。
2月27日
室内では、石膏ボード貼りが進んでいます。ガレージの壁 木毛セメント板、天井 スレート貼りが終わっていました。ガレージが徐々に仕上がっていき、ワクワクします。
清田の家
2月3 日
外壁構造合板貼り → サッシ取付 → 窓周り防水テープ処理(ブチルテープ) → 屋根 アスファルトルーフィング貼りと立ち上げ処理 を行いました。
2月6日〜14日
屋根ガルバリウム鋼板貼り、雪止め取り付けが完了しました。外壁付加断熱セルボードt75mm貼り→タイベックシート貼り→通気層木材取り付けを行なっています。
室内では、基礎最終コンクリート打設(1階床)の段取りが始まりました。冷えが入った室内床下地採石を解凍させるため、2週間程度、採暖養生を実施しました。
2月15日-18日
1階床セルボード敷き込み → 鉄筋組立 → 床暖房パイピング → 土間コンクリート打設 → 採暖養生 が行われております。冬季間の最後のコンクリート打設を無事に完了する事ができました。冬季基礎工事の緊張感から解放されます。今後は、大工工事が大詰めです。さらに緊張感をもって対応していきます。
2月28日
室内グラスウール充填 → 気密シート0.2貼り が行われております。